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野草と薬草のブログ

ナツメ(なつめ・棗)

ナツメ(なつめ・棗)の写真

薬効をもつ植物として知られるナツメ(なつめ・棗)は、中国やヨーロッパ南部を原産とするクロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木で、日本でも古くから栽培が行われています。

ナツメは、薬品の古文書である「本草和名」や「万葉集」などの文献に記述があることから、かなり古い時代に((奈良時代とする説があります))日本に渡来し栽培されていたことが推測されます。

また、ナツメの名前の由来については、夏季に発芽することから「夏芽」とする説や、茶道の茶器である「棗」に形状が似ていることからとする説があります。

ナツメには、豊富な栄養分がふくまれているため、薬としての利用もさることながら、赤い果実の酸味のある甘さはお菓子などの用途にも適しているため、中国では身近な食材としてお粥やお茶菓子などさまざまな食べ物に加工され用いられています。

ナツメ(なつめ・棗)の成分

トリテルペノイド・トリテルペノイドサポニン・フルクトピラノサイドなど

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ミソハギ(みそはぎ・禊萩・千屈菜)

ミソハギ(みそはぎ・禊萩・千屈菜)の写真

ミソハギ(みそはぎ・禊萩・千屈菜)は、きれいな赤紫色の花が特徴的なミソハギ科ミソハギ属の多年草で、本州および四国、九州の田んぼや小川など水辺の湿地に自生しています。

「ボンバナ」や「ショウリョウバナ」、「ミズカケグサ」などの別名をもつミソハギですが、名前の由来には諸説があるようで、「溝」に生える植物から「溝萩」になったとする説や「禊」に使用されたことに由来して「禊萩」になったする説があります。

ミソハギの同属には、ミソハギによく似た「エゾミソハギ」がありますが、どちらも夏季に花を咲かせることからか、お盆に用いられる盆花として墓前や仏壇などに供えられます。

ミソハギには、自生種以外にも観賞を目的として種間交配により創られた園芸品種の栽培も行われていて、鉢植えや花壇などガーデニングに用いられています。

ちなみに、ミソハギの花言葉は「悲哀」、「慈悲」です。

ミソハギ(みそはぎ・禊萩・千屈菜)の成分

アルカロイド(リスラニジン)など

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ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)

ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)の写真

ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)は、草地の日当たりの良い場所などに見かけられるシソ科ヤマハッカ属の多年草で、学名は「Rabdosia japonica」、北海道の南から本州及び四国、九州の各地に分布しています。

同属となるヤマハッカ属には、ヒキオコシによく似た 「黒花ヒキオコシ」((シソ科ヤマハッカ属黒花引起こし))がありますが、名前のとうり黒い花が特徴であることや分布する地域がヒキオコシとの相違点になっています。

ヒキオコシの命名については古くから伝わる逸話として、病気で行き倒れになっている人を見つけた弘法大師が、ヒキオコシの搾り汁を用いて病人を蘇生させたことから「引き起こし」と呼ばれるようになったとされており、また同様の意から別名を「延命草」とも呼ばれています。

ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)の成分

ジテルペノイド(エンメイン・エビノドシン・イソドカルピン)など

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クロモジ(黒文字・くろもじ)

クロモジ(黒文字・くろもじ)の写真

 クロモジ(黒文字・くろもじ)は、山地などに見かけられるクスノキ科クロモジ属の落葉低木で、本州から四国および九州に分布しています。

雌雄異株を特徴とするクロモジの著名な同属には、「アオモジ」や「シロモジ」がありますが、その他にも東南アジアなどに多数の変種や異種が存在しており、「テンダイウヤク」は、漢方にも使用されています。

クロモジの名前の由来については、枝の表面にある黒色の斑点を文字に見立てて「黒文字」と呼ばれるようになったとされる説がありますが、その他にも古い時代に現在の歯ブラシのように使用された事からとする説もあるそうです。

良い芳香を漂わせるクロモジは、茶道や和菓子などに用いられる高級な爪楊枝としてよく知られていますが、過去には石鹸や香料などの材料としてクロモジの枝葉より抽出される精油が用いられていました。

クロモジは丈夫な性質をもち、土質を選ばず、挿し木も可能なことから育て方も比較的容易なため、庭木などのガーデニング用途での栽培も行われ、苗木の販売もされています。

クロモジ(黒文字・くろもじ)の成分

テルピネオール・リモネン・リナロールなど

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ヨシ(アシ・葦・芦)

アシ(ヨシ・葦・芦)の写真

ヨシ(アシ・葦・芦)は、水辺などの湿地帯に群生しているイネ科ヨシ属の多年草で、分布地域は広く熱帯から温帯地方に及んでおり、日本でも全国に分布しています。

国内で見かけられるヨシの同属には、セイコノヨシやツルヨシがあり、ヨシどうように河原などの水辺に自生しています。

古事記に日本の名称として記されるヨシの名前については、物事の良し悪しに例えて「アシ」は「悪しき」につながる事から縁起をかついで、「ヨシ」とされたそうですが、地域によって呼び名が異なっており、「アシ」と呼ぶ地方もあります。

ヨシの茎は木質化することにより、ある程度の強度をもつことから昔からさまざまな物に加工され用いられてきましたが、なかでも屋台などで見かける「葦簀」は有名で、軒先や玄関などの日除けとして省エネに一役かっています。

食用とすることも可能なほか、農作物の肥料などにも用いられるなど活用範囲の広いヨシですが、最近では河川の埋め立てや改修などにより生息範囲が狭められています。

ヨシ(アシ・葦・芦)の成分

ラクトン・ビタミン類など

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