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異臭が特徴のヘクソカズラ(屁糞葛・へくそかずら)は、東アジアに分布するアカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草で、日本各地の山野や丘陵、路傍などに自生しています。
通常、草本と分類されるものは冬季に地上部を枯らすものですが、ヘクソカズラは一部を木質化させ冬芽を発芽させます。
古くは万葉集に「クソカズラ」*1の名称で登場するヘクソカズラですが、「屁糞葛」という名前は、やはりその特有の臭気に由来するものでが、その他にも、花の様子をお灸の跡に見立てて「ヤイトバナ」*2やサオトメバナ*3などという別名があります。
ヘクソカズラの特有のにおいは、葉や茎などが傷をうけた時、傷をうけた組織中の成分が、酵素により分解され気化することが原因ですが、これはヘクソカズラの自己を防衛する手段とする説もあります。
ヘクソカズラ(屁糞葛・へくそかずら)の成分
イリドイド化合物(ぺデロシド・スカンドシド・アスペルロシド)など
ヘクソカズラ(屁糞葛・へくそかずら)の効能
ヘクソカズラの薬用部位は全草および果実で、茎や根を乾燥させたものの煎じ液には、利尿作用などがあるとされ、下痢止め腎臓病などに用いられます。
また民間療法として、あかぎれやしもやけなどの手当に果実をしぼった汁を用います。
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