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イネ科

ヨシ(アシ・葦・芦)

アシ(ヨシ・葦・芦)の写真

ヨシ(アシ・葦・芦)は、水辺などの湿地帯に群生しているイネ科ヨシ属の多年草で、分布地域は広く熱帯から温帯地方に及んでおり、日本でも全国に分布しています。

国内で見かけられるヨシの同属には、セイコノヨシやツルヨシがあり、ヨシどうように河原などの水辺に自生しています。

古事記に日本の名称として記されるヨシの名前については、物事の良し悪しに例えて「アシ」は「悪しき」につながる事から縁起をかついで、「ヨシ」とされたそうですが、地域によって呼び名が異なっており、「アシ」と呼ぶ地方もあります。

ヨシの茎は木質化することにより、ある程度の強度をもつことから昔からさまざまな物に加工され用いられてきましたが、なかでも屋台などで見かける「葦簀」は有名で、軒先や玄関などの日除けとして省エネに一役かっています。

食用とすることも可能なほか、農作物の肥料などにも用いられるなど活用範囲の広いヨシですが、最近では河川の埋め立てや改修などにより生息範囲が狭められています。

ヨシ(アシ・葦・芦)の成分

ラクトン・ビタミン類など

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チガヤ(茅萱・ちがや)

チガヤ(茅萱・ちがや)の写真

チガヤ(茅萱・ちがや)はイネ科チガヤ属の多年草で、日本各地の草地や畑、あぜ道や川辺などいろいろな場所で見かける身近な植物です。

アジアやアフリカ、オーストラリア、アメリカなど世界中の広範囲に分布するチガヤですが、気候によっては強力な繁殖力を見せることから、除草が困難な「世界最強の雑草」などと呼んでいる地域もあるそうです。

チガヤは、根や花穂に甘味をもっており、過去には食用として用いられたこともあるそうで、万葉集にも名を残しており、甘味の少ない時代には重宝がられたのかもしれません。

雑草としてのイメージが強いチガヤですが、変種の赤い紅チガヤは観葉植物として栽培などもされています。

また土壌に根を張る強さをいかして、堤防法面などの緑化にも採用されています。

チガヤ(茅萱・ちがや)の成分

トリテルペノイド(シリンドリン)・セスキテルペノイド・カリウムなど

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ジュズダマ(数珠球・じゅずだま)

ジュズダマ(数珠球・じゅずだま)の写真

ジュズダマ(数珠球・じゅずだま)は、川岸や小川などの水辺に群生するイネ科ジュズダマ属の多年草で本州や四国、九州などの地域に自生しています。

古い時代にインドやインドシナなどの熱帯アジアより食用としてもたらされた帰化植物で、渡来当初は栽培されていたものが徐々に野生化していったようです。

ハトムギの原種として知られるジュズダマですが、ジュズダマの改良品種として栽培されている植物がハトムギで、またハトムギの実はジュズダマの実よりもやわらかくできています。

ジュズダマの硬い実をふくろに詰めてお手玉にしたり、穴を開けてひもを通し数珠につないだりと子供たちの草花遊びに用いられたことから、「数珠玉」の名が付いたとされています。

ジュズダマ(数珠球・じゅずだま)の成分

コイクソール・脂肪油(グリセリド)・脂肪酸エステル(コイキセノリド)など

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