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ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)

ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)の写真

ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)は、草地の日当たりの良い場所などに見かけられるシソ科ヤマハッカ属の多年草で、学名は「Rabdosia japonica」、北海道の南から本州及び四国、九州の各地に分布しています。

同属となるヤマハッカ属には、ヒキオコシによく似た 「黒花ヒキオコシ」((シソ科ヤマハッカ属黒花引起こし))がありますが、名前のとうり黒い花が特徴であることや分布する地域*1がヒキオコシとの相違点になっています。

ヒキオコシの命名については古くから伝わる逸話として、病気で行き倒れになっている人を見つけた弘法大師が、ヒキオコシの搾り汁を用いて病人を蘇生させたことから「引き起こし」*2と呼ばれるようになったとされており、また同様の意から別名を「延命草」とも呼ばれています。

ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)の成分

ジテルペノイド(エンメイン・エビノドシン・イソドカルピン)など

ヒキオコシ(ひきおこし・延命草・引起)の効能

強い苦味が特徴のヒキオコシは、生薬名は「延命草」*3と呼ばれ、古くから胃の痛みや腹痛、消化不良、食欲不振などに苦味健胃薬として用いられており、現在でも一般の市販薬などにその成分が用いられています。

また、ヒキオコシより抽出される「ヒキオコシエキス」は、血行や皮膚の代謝を促進する効果があるとされ、化粧品やシャンプーなどに含有されています。

  1. 関西以北 []
  2. 病に臥せる人を引き起こすの意 []
  3. えんめいそう []

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