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繊細な美しさをもつカワラナデシコ(河原撫子・かわらなでしこ)は、河原や岩場などの日当たりや水はけのよい場所に自生するナデシコ科ナデシコ属の多年草で、本州や四国および九州に自生しています。
万葉集に*1名を残すほど、古くから人々に愛されるカワラナデシコは、中国より「カラナデシコ」*2が導入される折、中国産と識別するため「ヤマトナデシコ」*3となりましたが、この名称は一般的に日本人女性の総称とされています。
また、花が長期間にわたり咲き続けることから「トコナツ」*4とも呼ばれていたそうです。
秋の七草のひとつとしてもよく知られるカワラナデシコですが、比較的に育て方も容易なことから、最近ではガーデニングなどを目的とした園芸用の品種も多く存在しています。
カワラナデシコ(河原撫子・かわらなでしこ)の成分
トリテルペノイドサポニンなど
カワラナデシコ(河原撫子・かわらなでしこ)の効能
カワラナデシコの薬用部位は全草と種子で、全草の乾燥させたものは、瞿麦*5と呼ばれ、種子を乾燥させたものは、瞿麦子*6と呼称されています。
瞿麦や瞿麦子には、利尿作用や消炎作用、通径作用などがあるとされ、むくみや膀胱炎、月経不順などに効用があるとされていますが、多量の摂取は流産の恐れがあるため、妊娠中の方の服用には注意が必要です。
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