![]()
ハコベ(繁縷・はこべ)は、春の七草のひとつとして知られるナデシコ科ハコベソウ属の越年草で、日本全国の野原や畑、空き地、道端などにあたりまえに見かける植物です。
通常、ハコベと呼ばれるものは、ミドリハコベとコハコベですが、ハコベの仲間はそのほかにも、ウシハコベやシコタンハコベ、ミヤマハコベなどが存在します。
ハコベラやアサシラゲなど多くの別名をもつハコベですが、「ハコベ」と呼ばれる名前の由来は、万葉集に記された「波久部良」*1という名前から転訛したとする説があります。
七草粥の一品であり、古くから食用野草として親しまれているハコベは、和え物やおひたし、天ぷらなどに調理され食用に用いられています。
ハコベ(繁縷・はこべ)の成分
セチルセロテート・トリアコンタノール・クマリンなど
ハコベ(繁縷・はこべ)の効能
生薬の「繁縷」*2とは、ハコベの全草を乾燥させたものを指しますが、浄血作用や催乳作用などの効用を持つとされ、産後の婦人薬として効果があるとされています。
また昔は、ハコベの生絞り汁と塩を混ぜて乾燥したものを「ハコベ塩」と呼び、今でいう歯磨き粉の代用品として使用され、歯茎の出血や歯周病などに用いていたそうです。
関連記事
-
- 次のページ: カワラナデシコ(河原撫子・かわらなでしこ)
- 前のページ: ネズミモチ(鼠黐・ねずみもち)