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キンミズヒキ(金水引・きんみずひき)

キンミズヒキ(金水引・きんみずひき)の写真

キンミズヒキ(金水引・きんみずひき)は、林や野原などに自生するバラ科キンミズヒキ属の多年草で、本州や四国および九州のほか、国外では朝鮮半島や中国に分布しています。

キンミズヒキの名は、熨斗袋*1の水引きに似た形の穂を持つことから「金水引」、あるいは、別種であるミズヒキ*2に似ているが、穂が金色をしているので「金水引」などが由来とされています。

実の表面に生えるトゲ状の鉤毛で、動物の毛や人間の服などにくっ付いて散布*3され繁殖範囲を広げることから、別名を「ヒッツキグサ」とも呼ばれ、漢名ではそのトゲ状の鉤毛を竜の牙に例えて「竜牙草」*4と呼ばれています。

また、薬草以外にも山菜として若葉や新芽を和え物や炒め物などに調理して食用とされています。

キンミズヒキ(金水引・きんみずひき)の成分

カテコールタンニン・クマリン・ルテオリン・フェノールなど

キンミズヒキ(金水引・きんみずひき)

キンミズヒキの薬用部位は全草で、漢方ではこれを乾燥させたものを竜牙草*5と呼んでいます。

竜牙草には、止血作用や健胃作用、消炎作用、抗菌作用があるとされており、鼻血や喀血などの出血時の止血に効用があるとされているほか、下痢止めにも効果があるとされています。

また煎じた液は、湿疹やかぶれなどの皮膚疾患や口内炎などのうがい薬に用いると効果があるとされています。

  1. ノシブクロ []
  2. タデ科ミズヒキ属 []
  3. 動物付着散布 []
  4. 仙鶴草(センカクソウ)という呼称もあります []
  5. リュウガソウ []

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