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サンザシ(山査子・さんざし)

サンザシ(山査子・さんざし)の写真

中国西南部を原産とするサンザシ(山査子・さんざし)は、バラ科サンザシ属の落葉低木で、中国では古来より薬用植物として認知されている植物です。

朝鮮を経由して日本に渡来したのは江戸時代の中頃*1とされており、渡来当初は薬用の目的で栽培されていましたが、現在は盆栽や庭園など観賞用として栽培されています。

甘酸っぱい味が特徴で、中国では飴や菓子に使用されるポピュラーな存在で、そのほかにもサンザシの果実を漬けた「山査子酒」や油料理の後に飲む「山査子茶」、「山査子餅」などいろいろなものに加工され食用とされています。

また、魚を煮込む時にサンザシの果実を入れると、とてもやわらかく煮込めるそうです。

サンザシ(山査子・さんざし)の成分

フラボノイド・タンニン・クロロゲン酸・オレアノール酸・クエルセチンなど

サンザシ(山査子・さんざし)の効能

サンザシの果実を干した物は生薬名を山査子*2と呼ばれ、胃酸の分泌を促進して消化を助ける作用があるとされており、消化不良や下痢などに効用があるとされています。

またヨーロッパでは、西洋サンザシ*3と呼ばれる植物が強心薬として用いられています。

  1. 享保年間 []
  2. サンザシ []
  3. セイヨウサンザシ(日本のサンザシと同科、同属) []

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