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ネズミモチ(鼠黐・ねずみもち)は、海沿いの暖地に多く見かけられるモクセイ科イボタノキ属の常緑低木で、本州では関東より西の地域および四国や九州、沖縄に自生する植物で、日本各地の公園などに植栽されています。
ネズミのふんに似た果実をつけ、モチノキ同様の葉をもつことから「ネズミモチ」*1と呼ばれるようになったそうですが、別名を「タマツバキ」とも呼称されています。
よく似た植物として、「トウネズミモチ」*2があげられますが、大きさ、葉や果実の形、葉脈の見え方などが異なっています。
ネズミモチやトウネズミモチは、繁殖力が強く、公害や病害虫にも強い頑強な性質をもっていることから、民家の生垣に利用されたり、公園や道路などの緑化に役立っています。
ネズミモチ(鼠黐・ねずみもち)の成分
オレイン酸・バルチミン酸・トリテルペノイド・セコイリドイドなど
ネズミモチ(鼠黐・ねずみもち)の効能
トウネズミモチの生薬名は、「女貞子」*3と呼ばれていますが、これに対してネズミモチの生薬名を「和女貞子」((ワジョテイシ(果実の部分を乾燥させたもの)))と呼ばれており、同様の効能があるとされています。
女貞子は古くから、利尿作用や緩下作用、強壮、強精などの効用を持つ生薬として知られており、滋養強壮や疲労回復のほか白髪やかすみ目などに効果があるとされており、果実を焼酎に漬けた果実酒は滋養強壮の健康酒として親しまれています。
また、葉の部分は、湿疹やかぶれ、腫れ物などの皮膚疾患に効用があるとされています。
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