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ヤブラン(藪蘭・やぶらん)は、林の地面付近など薄暗い場所で見かけるユリ科やヤブラン属の常緑多年草で、東アジアに分布しており、国内では、本州や四国、九州、沖縄に自生しています。
むかしより、庭園の地面を覆う下草などとして利用されるヤブランですが、名前の由来は、ヤブランの葉の形がランに似ていることから、藪に咲くランの意で、「藪蘭」と名付けられたそうです。
国内でのヤブランの同属には、「ヒメヤブラン」*1、「コヤブラン」*2がありますが、このうち園芸用に用いられるのは、ヤブランとヒメヤブランです。
ヤブランの繁殖力は旺盛で、対陰性も強いことから、比較的に育て方が容易なため、ガーデニング用途にも用いられ、葉に斑の入った品種の斑入りヤブランなども栽培されています。
また、ヤブランによく似た種としては、「ジャノヒゲ」*3が挙げられますが、丈の大きさや花の咲く向きにより見分けることが可能です。
ヤブラン(藪蘭・やぶらん)の成分
ステロイドサポニン・糖類(グルコース)など
ヤブラン(藪蘭・やぶらん)の効能
ヤブランの根を採取し乾燥させたものは、「大葉麦門冬」*4と呼ばれる生薬です。
大葉麦門冬は、前述のジャノヒゲの生薬名である「麦門冬」*5と混同されている場合もありますが、両者は同様の効能をもってり、ジャノヒゲの麦門冬の方が良質とされています。
大葉麦門冬は主に漢方に配剤され、滋養強壮作用などをもつ生薬ですが、民間薬としても用いられており、咳止めや滋養強壮などに効果があるとされています。
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