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野草と薬草のブログ

タケニグサ(竹似草・たけにぐさ)

タケニグサ(竹似草・ たけにぐさ)の写真

タケニグサ(竹似草・たけにぐさ)は、山野の路傍や草地、都市部の空き地などに見られるケシ科タケニグサ属の大型多年草で、国内では本州や四国および九州に自生するほか、国外では中国や台湾などに分布しています。

その特異な形状が外来種を連想させることから、「占城菊」の別名をもつタケニグサですが、名前の由来はそのほかにも、竹のような茎をしていることから「竹似草」や竹と一緒に煮ると竹が曲げられるほど柔らかくなることから「竹煮草」などがあります。

また、タケニグサの葉や茎を傷つけると、有害なアルカロイドの成分を含有する黄色い液体がでてきますが、これを蛆 の駆除に用いたことから「ウジゴロシ」とも呼ばれていたそうです。

この黄色い液体は人間に対しても、かぶれや中毒症状を起こす有毒物質ですので注意が必要です

タケニグサ(竹似草・たけにぐさ)

アルカロイド(サンギナリン・ケレリスリン・プロトピン・ホモケリドニンなど

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クサノオウ(瘡の王・くさのおう)

クサノオウ(瘡の王・くさのおう)の写真

クサノオウ(瘡の王・くさのおう)は、山地の道ばたや草地、林縁などに自生するケシ科クサノオウ属の多年草で北海道から本州、四国、九州に分布しています。

名前の由来に定説がないとされるクサノオウには、「瘡」の治療に用いられるため「瘡の王」とする説や多くの皮膚疾患に効能をもつことから「草の王」とする説などいくつかの説があります。

また、クサノオウの茎葉を傷つけると橙黄色の液体が出てくることから「草の黄」と呼んだとする説もありますが、この橙黄色の液体には、人間にとって有害な多種のアルカロイドが、含まれているためクサノオウを食用とすることはできません

そのほかにも、「タムシグサ」や「イボクサ」などといった方言がありますが、いずれも薬効を謳うものが多いのは、古くから薬草としてしられる由縁です。

クサノオウ(瘡の王・くさのおう)の成分

アルカロイド(ケリドニン・プロトピン・ケリジメリン・サンギナリンなど

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クサギ(臭木・ くさぎ )

クサギ(臭木・ くさぎ )の写真

クサギ(臭木・ くさぎ )は、山野の雑木林や道ばたなどに、見かけられるクマツヅラ科クサギ属の落葉低木で、日本の各地や朝鮮半島、中国などに分布しています。

クサギは、周囲に独特な臭気を漂わせることから、「臭木」と呼ばれるようになりましたが、臭気があるのは葉の部分だけで、きれいな花には良い芳香があります。

クサギは、利用価値が高い植物で、その薬効もさることながら、青い色をした果実は草木染では数が少ない青色の染料として用いらるほか、アク抜きをすれば臭気も消えることから、新芽や若葉をおひたしや和え物、天ぷらなどに調理して食用とします。

また、変わった形状のきれいな花をもつことから、西洋では園芸用の栽培も行なわれているクサギですが、日本で観賞用に栽培されるのはクサギではなく、同属の「ボタンクサギ」などです。

クサギ(臭木・ くさぎ )

トリテルペノイド(クレロデンドリン・クレロドロン・クレロドン)など

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ハマゴウ(浜栲・ 蔓荊 ・はまごう)

ハマゴウ(浜栲・ 蔓荊 ・はまごう)の写真

ハマゴウ(浜栲・ 蔓荊 ・はまごう)は、比較的に温暖な地方の浜辺などに見られるクマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木で、国内では本州や四国および九州に自生しています。

海浜植物であるハマゴウの果実は、水に浮きやすいコルク質の果皮をもっており、これを海流にのせて散布する事によって繁殖範囲を広げていくため、分布地域は東南アジアからオーストラリアまで広範囲におよびます。

ハマゴウの名前の由来については、砂浜の砂の上を這うように幹をのばして生育していくことから「浜を這う」が転訛してハマゴウになったとする説がありますが、また、ハマゴウは、よい芳香を漂わせていることから、浜のかおりと書いて「浜香」になったとする説もあるそうです。

薬用以外にも、染料やお線香の原料に用いられたなど、実用的なハマゴウですが、護岸工事や砂浜の侵食などにより、最近ではその姿があまり見かけられなくなっています。

ハマゴウ(浜栲・ 蔓荊 ・はまごう)の成分

精油(α-ピネン・カンフェン・テルピネオール)・フラボノイドなど

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ナズナ(薺・なずな)

ナズナ(薺・なずな)の写真

ナズナ(薺・なずな)は、春の七草の一つとして昔から親しまれるアブラナ科ナズナ属の越年草で日本各地の草地や田畑、道端などに自生しています。

ナズナの名前の由来には、撫ぜるほど愛しい菜と言う意味の「撫ぜ菜」から転訛したとする説や夏には枯れてしまって無くなる「夏無」から転訛したとする説など、いろいろな説があるようです。

また、ナズナの果実は厚みが薄く三角形の形状をしていることから、果実を三味線のバチに例えて、「ペンペングサ」や「シャミセングサ」などとも呼ばれています。

昔より、無病息災を願う「七草粥」として食用に用いられているナズナですが、若葉はくせやあくが少ないことから、山菜としても用いられており、おひたしや和え物、天ぷらなどに調理します。

ナズナ(薺・なずな)の成分

バニリン酸・フラボノイド・ジオスミン・カンファーなど

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