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健胃

ナツメ(なつめ・棗)

ナツメ(なつめ・棗)の写真

薬効をもつ植物として知られるナツメ(なつめ・棗)は、中国やヨーロッパ南部を原産とするクロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木で、日本でも古くから栽培が行われています。

ナツメは、薬品の古文書である「本草和名」や「万葉集」などの文献に記述があることから、かなり古い時代に((奈良時代とする説があります))日本に渡来し栽培されていたことが推測されます。

また、ナツメの名前の由来については、夏季に発芽することから「夏芽」とする説や、茶道の茶器である「棗」に形状が似ていることからとする説があります。

ナツメには、豊富な栄養分がふくまれているため、薬としての利用もさることながら、赤い果実の酸味のある甘さはお菓子などの用途にも適しているため、中国では身近な食材としてお粥やお茶菓子などさまざまな食べ物に加工され用いられています。

ナツメ(なつめ・棗)の成分

トリテルペノイド・トリテルペノイドサポニン・フルクトピラノサイドなど

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ヨシ(アシ・葦・芦)

アシ(ヨシ・葦・芦)の写真

ヨシ(アシ・葦・芦)は、水辺などの湿地帯に群生しているイネ科ヨシ属の多年草で、分布地域は広く熱帯から温帯地方に及んでおり、日本でも全国に分布しています。

国内で見かけられるヨシの同属には、セイコノヨシやツルヨシがあり、ヨシどうように河原などの水辺に自生しています。

古事記に日本の名称として記されるヨシの名前については、物事の良し悪しに例えて「アシ」は「悪しき」につながる事から縁起をかついで、「ヨシ」とされたそうですが、地域によって呼び名が異なっており、「アシ」と呼ぶ地方もあります。

ヨシの茎は木質化することにより、ある程度の強度をもつことから昔からさまざまな物に加工され用いられてきましたが、なかでも屋台などで見かける「葦簀」は有名で、軒先や玄関などの日除けとして省エネに一役かっています。

食用とすることも可能なほか、農作物の肥料などにも用いられるなど活用範囲の広いヨシですが、最近では河川の埋め立てや改修などにより生息範囲が狭められています。

ヨシ(アシ・葦・芦)の成分

ラクトン・ビタミン類など

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オウレン(黄連・おうれん)

オウレン(黄連・おうれん)の写真

薬草として著名な山野草の(黄連・おうれん)は、東北地方から四国にかけて分布するキンポウゲ科オウレン属の多年草です。

樹林の下など日陰になる場所に自生する植物で、雌雄異株ですが両性花のものあります。

黄色い根が連なるように伸びることから「黄連」と名がついたそうですが、日本には、葉の切れ込み具合により、キクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンの三つの変種があります。

そのほかにも薬草としては用いられない、ミツバオウレンやバイカオウレンといった種が山地に自生しており、このうちバイカオウレンは園芸用に用いられています。

薬草としての栽培も各所で行なわれていますが、栽培方法は産地により独自の方法がとられているそうです。

オウレン(黄連・おうれん)の成分

アルカロイド(ベルべリン・バルマチン・コプチシン)など

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カラハナソウ(唐花草・からはなそう)

カラハナソウ(唐花草・からはなそう)の写真

カラハナソウ(唐花草・からはなそう)は、山地や原野、荒地などで見かけるアサ科カラハナソウ属のつる性多年草で、周りの草木などにからみ付いて繁殖していきます。

ビールのホップとしてよく知られているヨーロッパや西アジアを原産としたセイヨウカラハナソウの亜種にあたる日本固有の種で北海道や本州の中部地方から北の地域分布しています。

唐花模様に良くにた果穂を持つことから「唐花草」と呼ばれるようになったそうですが、雌雄異株という特徴をもっています。

過去に本種のホップと同様にビールをつくる試みがあったそうですが、ビールにするには苦味が足らず生産には至らなかったようです。

カラハナソウ(唐花草・からはなそう)の成分

苦味配糖体(フムロン・ルフロン)・精油成分(フムレン)など

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サンザシ(山査子・さんざし)

サンザシ(山査子・さんざし)の写真

中国西南部を原産とするサンザシ(山査子・さんざし)は、バラ科サンザシ属の落葉低木で、中国では古来より薬用植物として認知されている植物です。

朝鮮を経由して日本に渡来したのは江戸時代の中頃とされており、渡来当初は薬用の目的で栽培されていましたが、現在は盆栽や庭園など観賞用として栽培されています。

甘酸っぱい味が特徴で、中国では飴や菓子に使用されるポピュラーな存在で、そのほかにもサンザシの果実を漬けた「山査子酒」や油料理の後に飲む「山査子茶」、「山査子餅」などいろいろなものに加工され食用とされています。

また、魚を煮込む時にサンザシの果実を入れると、とてもやわらかく煮込めるそうです。

サンザシ(山査子・さんざし)の成分

フラボノイド・タンニン・クロロゲン酸・オレアノール酸・クエルセチンなど

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